和歌山県はきょう（１４日）県内で乳児から１００代までの男女１４２０人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。このうち２７人は同居家族などが感染し医療機関の診察で検査するまでもなく感染が確認された「みなし感染者」です。新たに亡くなった人はいません。

保健所別の内訳は、和歌山市５９６人、田辺１８９人、橋本１７６人、岩出１４９人、湯浅１００人、新宮７９人、海南６７人、御坊６４人となっています。

人口１０万人当たりの県全体の感染者数は１３０４.７人で１７日ぶりに前の日の人数を下回りました。

また新たなクラスターは２件確認され、岩出保健所管内の通所介護施設と田辺保健所管内の高校の運動部でそれぞれ９人のクラスターとなっています。県内のクラスターの累計は５８２件です。また既に発表されているクラスターで和歌山市内の病院では新たに１人の感染が確認されクラスター感染者は合わせて１０１人になりました。県内の感染者の累計は亡くなった１６５人を含め８万８１４４人になりました。

県内では１日に確認される感染者数が１０００人を超す高止まりの傾向が続いていて医療体制もひっ迫していることから県では、感染対策の徹底を引き続き県民に働きかけています。