女子生徒にわいせつ・県立高校教諭が懲戒免職
2022年08月12日 14時24分
和歌山県立高校の30代の男性教諭が、勤務先の女子生徒にわいせつな行為を行ったとして、県教育委員会は、きょう(12日)付けで、懲戒免職処分にしました。
県・教育委員会によりますと、この男性教諭は、ことし(2022年)1月と6月の2回にわたって、当時18歳未満の勤務先の女子生徒と県内のホテルでわいせつな行為を行った疑いです。
先月(7月)上旬、SNSなどを通じて男性教諭と女子生徒との関係を知ったほかの生徒の通報で発覚し、学校や県教育委員会の調査に対して、双方とも認めたということです。
男性教諭は、かつて女子生徒の授業を担当し、勉強や生活のことで相談に乗っていましたが、2人の間に恋愛感情はなく、金銭のやり取りも無かったということです。県教育委員会の事情聴取に対し、教諭は「学校や家族、関係者に取り返しのつかない事をした。深く反省している」と述べたということです。
県教育委員会は、教育公務員としての信用を著しく失墜させたとの理由で、この教諭をきょう付けで懲戒免職処分としました。
県教育委員会では「不祥事撲滅への取り組みの徹底と、再発防止に努めたい」としています。