平和の鐘打鐘会 15日に開催

2022年08月11日 18時53分

イベント社会

今月(8月)15日の終戦の日に合わせて、平和への祈りと願いを込めて鐘を撞く催しが和歌山市の岡山時鐘堂で行われます。


これは和歌山ユネスコ協会の主催で毎年8月15日に行われているもので、今年で75回目となります。


和歌山市吹上にある、県の指定文化財「岡山時鐘堂」の鐘は、1615年の大阪夏の陣で豊臣方が使用し、その後紀州藩が管理していた大砲を徳川吉宗の命によって鐘に鋳造しなおしたもので、武器の平和利用の象徴とされています。
15日には、岡山時鐘堂をはじめ、和歌山市内およそ10ヶ所の寺院でも平和の鐘が鳴らされる予定です。


岡山時鐘堂の打鐘会は、午前11時45分から午後0時半頃まで行われ、参加者には、数に限りはありますが、記念品が配布されるということです。

和歌山ユネスコ協会事務局の担当者は、「世の中ではいろいろな問題が起きています。1人1人それぞれ平和への想いをお持ちだと思いますが、1人でも多くの方にその想いを込めて鐘を撞いてほしいです。また鐘を撞きに来られない方も15日は平和について考える日にしてもらいたいです」と呼びかけています。

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