【新型コロナ】県内感染1941人 クラスター2例

2022年08月11日 18時55分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(8/11)、県内で新たに過去2番目に多い1941人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した157人を含めて8万3414人となりました。

きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの1941人で、きのうより219人、前の週の同じ曜日より382人それぞれ増加し、おとといに次いで過去2番目の感染者数となりました。

感染者の保健所別の内訳は、和歌山市が901人、田辺が213人、岩出が211人、橋本が195人、御坊が過去最多の138人、湯浅が132人、海南が84人、新宮が67人です。

人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が1273・4人で、これまでで最も高くなったほか、岩出、橋本、湯浅、御坊、田辺の各保健所管内の数値も過去最高を更新しています。

現在入院している人は371人で、病床の使用率は68・7%、このうち、国基準の重症者は1人で、酸素投与の治療を受けている人は75人、肺炎患者は96人となり、きのうよりやや減りました。また、自宅などで療養中の人は1万1453人です。

きょう新たに確認されたクラスターは、橋本保健所管内の障害者支援施設と、御坊保健所管内の高校の、あわせて2例で、県内のクラスターの累計は573例となりました。このうち、御坊保健所管内の高校では、屋外の運動部でクラスターが発生し、これまでに生徒29人と教職員2人のあわせて31人の感染が判明しています。

県は、マスクの着用や3密の回避など基本的な感染予防対策を徹底するとともに、症状があれば、すぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。どこで受診すればいいのかわからない場合は、和歌山県コールセンター・電話073・441・2170(番号繰り返し)に相談できます。

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