本物の列車で体験イベント 子どもたちが車掌に

2022年08月06日 18時27分

イベント交通社会

和歌山市と紀の川市を結ぶ和歌山電鐵貴志川線で、きょう(6日)、車掌業務などを体験できる「子ども電車教室」が開かれました。

運転席に入って説明を受ける子どもたち

伊太祈曽駅から和歌山駅間を運行する臨時列車内で行われたこのイベントでは、子どもたちが運転士の仕事や鉄道の安全について学んだり、1駅間だけ車掌になって車内アナウンスなどを体験しました。

お父さんにマイクを持ってもらいながら車掌体験

これは、夏休みの機会を使って電車に関心を持ってもらい、公共交通への理解を深めてほしいと和歌山電鐵が企画しているもので、今回で10回目の開催です。

きょう午前の部では、事前に応募した3歳から小学生まで12人が参加し、電車の起動風景を見学したり、電車の中から車両の洗車を見学するなど、普段は見ることのできない光景を楽しんでいました。

電車の中から洗車を体験

毎日電車で通学しているという小学4年の音羽(おとば・)奈緒(なお)さんは「普段できない体験がいっぱいできてとても楽しかった。また参加したいです」と話していました。

「夏休み子ども電車教室」はあす(7日)も開かれますが、募集は既に終了しています。

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