【新型コロナ】県内で過去3番目の1474人が感染

2022年08月05日 19時32分

社会

和歌山県はきょう(5日)新型コロナウイルスの県内の1日の感染者としては、過去3番目に多い1474人の感染を確認するとともに4人の死亡を確認しました。
 感染者の内訳は乳児から100代までで、保健所別の内訳は、和歌山市が727人、岩出と橋本が128人、湯浅が122人、田辺102人、新宮93人、海南88人、御坊81人、県外5人です。
 人口10万人当たりの感染者数は県全体で1021・4人で2日連続で1000人を超え、過去最高です。
  県内の新たなクラスターは4件で累計は554件です。新たなクラスターとなった海南保健所管内の小規模多機能型の高齢者施設では17人、新宮保健所管内の軽費老人ホームで9人、和歌山市のグループホームで7人、田辺保健所管内の障害者支援施設で9人の感染が確認されました。また既にクラスターとなっている新宮保健所管内の病院では新たに患者19人、職員1人のあわせて20人が感染し、感染者は47人になりました。

またきょう(5日)、死亡が確認された人は和歌山市の80代の女性、
クラスターが発生している橋本保健所管内の特別養護老人ホームに入所している70代の女性、海南保健所管内の病院に入院している90代の女性と、クラスターが発生している特別養護老人ホームに入所している90代の女性です。
  死亡原はいずれも新型コロナウイルスに感染したことが起因しています。
県福祉保健部の野尻孝子技監は、「感染予防の徹底を図ることで来週の感染者は鈍化するのではないか」と分析していますが、「感染予防の徹底が図れないと
感染者の増加傾向の歯止めが見込めない」と話しています。

野尻技監は感染者が想定外に増えているため医療機関がひっ迫していて対応が困難になっていることを強調していて、 県民に引き続き感染予防対策を求めています。

感染状況を説明する野尻技監(和歌山県庁で)

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