【新型コロナ】県内で1559人の感染を確認
2022年08月04日 19時01分
和歌山県はきょう(4日)県内で乳児から100才代までの1559人が新型コロナウイルスに感染したことと3人の死亡確認したことを発表しました。
県によりますと感染者の累計は亡くなった143人を含め7万1651人です。
保健所別の感染者の内訳は、和歌山市が836人、橋本123人、湯浅111人、海南110人、田辺106人、新宮102人、岩出90人、御坊75人、県外6人です。
県内では3人の死亡が新たに確認され、橋本保健所管内でクラスターが発生している特別養護老人ホームでは80代と、90代の女性が相次いで感染して急激に悪化し、心肺停止で亡くなりました。
また岩出保健所管内では施設に入所している90代の女性も感染による体調の悪化で死亡しました。
県内では、病床が1床増えて540床となり現在入院しているのは377人で、自宅などでの療養者は7753人です。
新たなクラスターは6件で御坊保健所管内の病院と介護施設、それに橋本保健所管内の特別養護老人ホーム、海南保健所管内の養護老人ホーム、田辺保健所管内の有料老人ホームでそれぞれクラスターが確認されています。また和歌山市内の高校の運動部では生徒14人のクラスターが発生しています。
人口10万人当たりの感染者数は県全体で初めて1000人を超え1014・8人と過去最多になりました。県福祉保健部の野尻孝子技監は、「全国的に依然として高い感染状況が続いている」として感染対策の徹底をさらに呼びかけています。とくに、激しいのどの痛みを伴うことが多く水分補給が難しい感染者もいて、症状の悪化につながるケースが出ているとして適切な水分摂取を重ねて呼びかけています。