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【新型コロナ】県・高齢者感染防止で「お盆も感染リスク高い行動控えて」

2022年08月04日 12時01分

政治福祉・医療

人の移動が増えるお盆休みを前に、和歌山県は、きょう(4日)新型コロナウイルスが重症化しやすい高齢者の感染を防ぐため、同居家族や高齢者施設の職員などに、大人数や長時間での飲食や混雑した場所への外出などの行動を控えたり、無料の検査を受けたりするよう呼びかけました。

お盆を前に県民に注意を呼びかける仁坂知事(8月4日・和歌山県庁)

県によりますと、新型コロナの第7波では、県内で高齢者の重症化や死亡例が相次ぎ、医療機関のコロナ用病床や新型コロナ以外の診療体制の確保などがひっ迫する状況になっています。

間もなくお盆休みを迎え、帰省やレジャーなどの人の移動が増えることから、重症化しやすい高齢者や身体の弱い人の感染拡大を防ごうと、県は、きょう、改めて県民への注意を呼びかけたものです。

このほか、救急外来や救急車の利用については、息苦しさが続く、ぐったりしている、顔色が悪いなどの急を要する状態ではない軽い症状の場合は、できる限り利用を控えること、職場や家庭で冷房を使用している場合でも換気を徹底すること、3回目・4回目のワクチン接種を検討することなどを求めています。

また事業者には、陰性証明や陽性証明の提出などを求めず、医療保険関係者の業務をさまたげないことや、在宅勤務やオンライン面会などの活用を呼びかけています。

あわせて県では、症状の無い人がふるさとへ帰省する前の無料検査を呼びかける一方で、症状がある人は無料検査ではなく、ただちにかかりつけ医などを受診し、帰省を避けるよう求めています。

かかりつけ医が無い場合は、県が24時間無休で開いているコールセンターに相談するよう呼びかけています。電話番号は073(441)2170番です。

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