和歌山県立医科大学元学長で名誉教授の駒井則彦氏がきょう（２日）病気のため和歌山市内の病院で亡くなりました。９２才でした。駒井さんは滋賀県出身で、昭和３０年和歌山県立医大を卒業、昭和５２年県立医大脳神経外科教授になり、附属病院長などを経て、平成５年から県立医大の学長を１期務めました。平成９年に退官後、和歌山県教育委員会委員長などを歴任したほか、和歌山放送の朝のラジオ番組では永年レギュラーコメンテーターを務め、リスナーから寄せられる「健康相談」のレギュラー回答者として人気を集めました。駒井さんは、今年６月１日の放送で、たばこと健康被害について話したあと体調を崩し治療を受けていました。この時の放送が最後の放送になりました。関係者によりますと通夜、告別式などについては未定で、後日お別れの会を予定しているということです。