県内の先月の企業倒産15件負債総額26億円

2022年08月02日 15時30分

社会経済

先月和歌山県内で負債総額1000万円以上抱えて倒産した企業は15件で負債総額は26億4600万円で7月としては過去10年間で過去最多件数になったことがわかりました。

これは民間の信用調査機関東京商工リサーチ和歌山支店が調べて分かりました。それによりますと、業種別ではサービス業が6件、建設業が4件などとなっていて、原因としては販売不振による倒産となっています。県内では5カ月連続前の年の同じ月に比べ倒産件数が増えています。

主な倒産では、白浜のゴルフ場経営会社の白浜開発が民事再生法の適用による倒産で9億7千万円余りと最も大きな倒産になっています。

東京商工リサーチ和歌山支店では、観光産業などを中心に新型コロナウイルス感染症の第7波の影響が懸念されるほか、半導体不足や原材料費の高騰など悪影響が懸念されるなどとして、引き続き企業倒産が緩やかに増加基調になると分析しています。

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