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梅の里・みなべ田辺で「土用干し」盛んに

2022年07月29日 17時23分

歴史・文化社会経済

全国屈指の梅の産地・田辺市やみなべ町では、梅干しに加工される紀州南高梅(なんこううめ)や小梅(こうめ)を夏の陽射しで乾かす「土用干し(どようぼし)」の作業が本格化しています。

紀南の梅どころでは、夏の土用のころ、塩漬けにしていた梅を屋外で数日間干す「土用干し」が、いたるところで行われていて、作業場では、沢山の梅を載せた板が並べられ、酸っぱい香りに包まれています。

塩漬けされ黄色っぽくなった梅は、夏の太陽がまんべんなく当たるように、梅農家が傷が付かないよう丁寧にひっくり返し、数日経ち、赤みがかかり、表面に塩が吹き出すと仕上がります。出来上がったものは、主に地元の農協へ出荷され、梅干しに加工されます。

田辺市で梅農家を営む30代の男性は「梅は熱中症対策にもなります。ことし(2022年)の夏も熱いので、一粒でも多く食べて欲しい」と話しています。

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