【新型コロナ】県内で1225人の感染と3人の死亡を確認
2022年07月27日 19時00分
和歌山県はきょう県内で乳児から90代までの男女1225人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表しました。また海南保健所管内の特別養護老人ホームに入所している90代と80代の女性2人が新型コロナウイルス感染症でなくなったほか、自宅で生活している和歌山市の90代の女性も 亡くなったことがわかりました。県内感染者の累計は亡くなった127人を含む6万947人で、6万人を超えました。
1日の感染者はきのうより72人多く、水曜日としては過去最多を更新しています。また、人口10万人当たりの県内の感染者の数は822.3人で過去最高です。病床使用率も69.8パーセントと高くなっています。
保健所別の累計は和歌山市で628人、橋本128人、岩出115人、田辺95人、海南82人、湯浅62人、 御坊57人、新宮50人、県外8人です。新たなクラスターは5件で和歌山市の特別養護老人ホームで9人、和歌山市の病院で14人、岩出保健所管内の高校の運動部で10人、新宮と田辺の保健所管内の障害者施設でそれぞれ1件のクラスターとなっています。
県内のクラスターの累計は515件です。県福祉保健部の野尻孝子技監は
医療機関や高齢者施設などにコロナウイルスが持ち込まれると感染が拡大しやすいため十分な感染対策を呼びかけています。
また県は濃厚接触者の待機期間を7日から5日にすることにしましたが、 医療機関や介護施設、障害者施設では原則5日間の自宅待機が望ましいとしています。医療機関は独自の責任や抗原検査などを原則に、場合により短縮を認めることにしています。