万博関連の情報<発信:和歌山県>

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湊組記念財団が盲学校と特別支援学校にスポーツ器具贈呈

2022年07月27日 15時35分

スポーツ教育社会福祉・医療経済

一般財団法人・湊組(みなとぐみ)グループ記念財団が、和歌山市内の盲学校と特別支援学校の2か所に、きょう(27日)スポーツ用の器具を贈呈しました。

贈呈後の記念撮影(7月27日・和歌山市・県立紀伊コスモス支援学校)

湊組グループ記念財団は、和歌山市の湊組グループが、地域貢献を目的に去年(2021年)7月設立したもので、教育・スポーツ関連団体への援助や、大学進学を希望する高校3年生への給付型奨学金事業に取り組んでいます。

寄贈されたフロアカーリングセット(左)と円周走用器具の写真(右)

昨年度(2021年度)に続き、今年度(2022年度)も県内の教育・スポーツ関連団体へ、1か所につき10万円程度の助成を行い、このうち、和歌山市の県立和歌山盲学校には、目の不自由な人が伴走者無しで走る練習が出来る「円周走(えんしゅうそう)」の用具セットを、県立紀伊コスモス支援学校には、氷のリンクが無い屋内でもカーリングが出来る「フロアカーリングセット」をそれぞれ贈呈しました。

きょう午前、和歌山市弘西(ひろにし)の県立紀伊コスモス支援学校で目録の贈呈式が行われ、財団の代表理事を務める湊組の笹本昌克(ささもと・まさかつ)社長が、和歌山盲学校の太田善孝(おおた・よしたか)校長と、紀伊コスモス支援学校の上村弘幸(うえむら・ひろゆき)校長に、それぞれ目録を贈呈しました。

和歌山盲学校の太田校長(手前)と紀伊コスモス支援学校の上村校長(奥)

盲学校の太田校長は「子どもから成人まで、健康増進や自主トレに役立てられます」と感謝を示しました。紀伊コスモス支援学校の上村校長も「とても欲しい器具でした。氷のリンクが無くても生徒がカーリングの体験を出来るのは、とても有難いです」と喜びを語りました。

湊組グループ記念財団の笹本代表理事

笹本社長は「『地域社会とともに』を合言葉に、持続した活動を行うため財団を設立しました。ことしは高校生3年生への給付型奨学金事業も加わり、ますます活動に力を入れたい」と話しています。

今年度は、このほか、県立みはま支援学校にもフロアカーリングセットを贈呈するほか、文化・スポーツ関連の3団体に教材費や活動費などを給付します。 

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