【新型コロナ】医療・福祉感染増も行動制限の考え無し

2022年07月26日 18時38分

政治福祉・医療

和歌山県の仁坂吉伸知事はきょうの定例記者会見で、県内の医療・福祉関係者を中心に新型コロナウイルスの感染が増えている状況に懸念を示す一方、飲食店の時短営業などの制限を設ける考えは無いことを明らかにしました。

定例記者会見での仁坂知事(7月26日・和歌山県庁)

仁坂知事は、「色々な分野で感染が拡大していて、とくに医療・福祉関係者に広がると、社会生活がなかなか成り立たなくなる」と懸念を示しました。しかし仁坂知事は、飲食店の時短営業などの行動制限について尋ねられ「いまのところ、制限を行う考えは無いと述べましたが、だからと言って効果のない対策を言っても仕方ないので、基本的な感染症対策を引き続き行ってもらい、保健医療行政も頑張って食い止めるしかない」と述べました。また仁坂知事は、症状が出たときには通勤・通学をせず、速やかにクリニックを受診することや、ワクチンを接種するよう、改めて呼びかけました。 

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