「宇宙シンポジウム」串本町で開催

2022年07月24日 19時22分

教育社会

今年(2022年)の年末に、小型ロケットの打ち上げが計画されている串本町で、きょう(24日)午後、「宇宙シンポジウム In(イン) 串本」が開かれ、同時に、オンライン配信も行われました。これは、和歌山県が開いたものです。

シンポジウムには、シンスベクティブ執行役員の浅田正一郎(あさだ・しょういちろう)さん、ALE代表取締役の岡島礼奈(おかじま・れな)さん、アバターイン代表取締役の深掘昂(しんぼり・あきら)さん、小型ロケットの打ち上げ事業者・スペースワンから代表取締役社長の豊田正和(とよだ・まさかず)さんや、最高顧問の遠藤守(えんどう・まもる)さんらが、パネリストや講演者として参加し、東京大学大学院の中須賀真一(なかすか・しんいち)教授が、モデレーターとなって進められました。

そして、今年の年末までに打ち上げられる小型ロケット一号機の発射を前に「小型衛星が開く宇宙の可能性は、アバターを使うなどして大きく拡がるし、宇宙とアートの世界は親和性があり、可能性を秘めている」などの意見が出されました。

また、串本古座高校の生徒から、初めて参加した缶サットの失敗を含めた体験が報告されたことに対し、「失敗を乗り越えて進むことが大切」と激励の声があったほか、再来年4月に開設される「宇宙探求コース」に大きな期待が寄せられていました。

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