友ヶ島近くで船が転覆、乗組員3人は無事

2022年07月24日 18時58分

事件・事故

きょう(24日)午前、和歌山市の友ヶ島(ともがしま)近くで遊漁船が転覆する事故がありましたが、乗組員3人は、無事でした。

きょう午前8時半頃、和歌山市の友ヶ島の地ノ島(じのしま)の西で、3人が乗った遊漁船「関和丸(せきわまる)」が、波による浸水で沈みかかっていると、船長から118番に救助要請がありました。このあと、遊漁船は転覆しましたが、乗組員は救命胴衣を着用しており、自力で近くの岩場に上陸しました。

通報を受け、和歌山海上保安部などから、巡視艇とヘリコプターが現場海域に向かい、岩場にいた乗組員を吊り上げ救助するとともに、転覆した遊漁船を近くの加太港に曳航しました。

遊漁船は、きょう午前5時半頃、海南市を出港し、午前8時すぎから、友ヶ島の地ノ島と沖ノ島(おきのしま)の間の海域で釣りをしていたということで、午前8時半頃から、波の影響で、船の浸水が始まったということです。

乗組員は、いずれも大阪府内に住む会社員で、51歳の船長の男性と、40代の男女のあわせて3人です。和歌山海上保安部で事故の原因などを詳しく調べています。

午前9時現在の現場海域は、天候は晴れで、北の風1メートル、気温31度で、海上は平穏で、うねりはなく、見通しも良好だったということです。

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