大雨(土砂災害)と落雷・突風に注意

2022年07月19日 17時03分

災害・防災

低気圧から伸びる前線が、あす(20日)の朝にかけて近畿地方を通過し、南から温かく湿った空気が流れ込むため、和歌山県ではこんや(19日)遅くから大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。和歌山地方気象台は、大雨と突風及び落雷に関する和歌山県気象情報第4号を出して、土砂災害に十分注意し、竜巻などの激しい突風、落雷にも注意を呼びかけています。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあり、激しい雨が降り続いた場合は、土砂災害の大雨警報が発表される可能性もあります。

気象台のアメダスの観測によりますと、きのう(17日)午後5時からきょう午後4時までの降水量は、田辺市龍神村(りゅうじんむら)龍神で127・5ミリ、田辺市龍神村護摩壇山(ごまだんざん)で114ミリ、田辺市中辺路町栗栖川(なかへちちょう・くりすがわ)で94ミリ、那智勝浦町色川(なちかつうらちょう・いろかわ)で80・5ミリなどとなり、紀南を中心に雨が降り続いています。

県内では、こんや始め頃から、局地的に雷を伴った激しい雨となる見込みで、予想される1時間の雨量は、いずれも多いところで北部・南部とも40ミリ、きょう午後6時からの24時間では、北部・南部とも60ミリと予想されています。

気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところで、とくに土砂災害に十分注意することと、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意するよう呼びかけています。

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