【新型コロナ】県・PCRや抗原検査無料化を8月末まで更に延長

2022年07月19日 18時55分

政治福祉・医療

特別措置法に基づき、新型コロナウイルス感染に不安を感じる県民に対し、無料のPCR検査や抗原検査を行っている和歌山県は、今月(7月)31日までとしていた期限を、来月(8月)31日まで、さらに1か月延長することになりました。

また、国のワクチン検査・パッケージ制度の一環として、3回目のワクチン接種が終わっていない人を対象に「ブロック割」などを利用した都道府県をまたぐ旅行や、高齢者施設での面会、イベントへの参加などで求められる無料の抗原検査の期限は、8月31日までで変わりません。

県では「県民の皆様へのお願い」の内容を変更し、無料検査期間の再延長を知らせるとともに「少しでも症状があれば、無料検査ではなく、直ちにクリニックを受診して欲しい」と呼びかけています。

定例記者会見での仁坂知事(7月19日・和歌山県庁)

ところで、和歌山県でも新型コロナウイルス第7波の感染者が急増している状況について、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、定例記者会見で「一部を止めて何とかなる状況ではない気がする。いま県の保健医療チームと医療機関が連携して、コロナ用病床を徐々に増やしつつも、一般の医療体制も確保しているところだ」と述べ、改めて行動制限を求める考えは無いことを示しました。

県内では、きのう(18日)の時点で、新型コロナで300人が入院していて、3月2日以来、138日ぶりに300人を超えたほか、病床使用率も56・7%に達しています。

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