【新型コロナ】あらたに632人確認・1日の最多更新・累計5万人超える
2022年07月15日 18時40分
和歌山県は、きょう(15日)県内で、あらたに、乳児から100歳以上までの男女632人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認し、1日の感染者数の過去最多を更新しました。きのう(14日)よりも57人、前の週の同じ曜日より210人、それぞれ増えています。累計の感染者数は死亡した118人を含め、5万331人となり、5万人を超えました。
きょう確認された632人の保健所別の内訳は、和歌山市が337人、岩出が59人、田辺が49人、新宮が47人、御坊が41人、海南が38人、橋本が35人、湯浅が24人、県外が2人です。
人口10万人あたりの直近1週間の感染者数は、県全体が392・2人で、きのうより22・7人増え、和歌山市が526・4人、御坊が457人、新宮が386人、岩出が358人、海南が342・9人などとなり、県内すべての保健所管内で200人を超えました。
現在入院している人は270人で病床使用率は51%、自宅などで療養中の人は3047人です。
また、きょうあらたに、田辺保健所管内の特別養護老人ホームや海南保健所管内の小学校など、5か所でクラスターが認定され、県内のクラスターの累計は472例となっています。
県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「高齢者中心の感染増加に伴い入院患者も増えている。残念なのが、軽いせきなどの症状があるのに出勤して感染を拡げている事例があること。このような時は出勤せず、検査、受診、3回目以降のワクチン接種をしてもらいたい」と述べ、引き続き、同居家族が濃厚接触者になった時は、保健所の指示を待たずに自宅待機するよう、県民に強く呼びかけました。