金剛峯寺に夏野菜10種類奉納 高野山麓の生産者

2022年07月14日 19時00分

社会経済

高野町にある世界遺産・高野山真言宗総本山金剛峯寺できょう(7/14)、ふもとの橋本市で生産された「高野山麓精進野菜」の奉納式が開かれ、生産者ら十数人が、ナスやトマト、キュウリやカボチャなど10種類、およそ20キロの野菜を弘法大師に供え、関係者の健康を記念しました。

橋本市では、野菜の生産者や地元のJAなどでつくる「高野山麓農産物産地化協議会」が、減農薬で栽培した、採れたての夏野菜を高野山麓精進野菜と名付け、ブランド化を進めています。

夏野菜を受け取った、高野山真言宗の加藤栄俊(かとう・えいしゅん)法会部長は、「野菜の奉納を通し、高野山と皆さま方との御縁が深くなるようお祈りいたします」と話しました。

高野山麓の集落では、かつて旬の農産物を高野山へ納める「雑事(ぞうじ)のぼり」という風習があり、きょう行われた奉納は、これを再現しました。

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