【新型コロナ】県内575人感染 クラスター7例

2022年07月14日 19時06分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(14日)、県内で乳児から100才代までの男女575人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。木曜日としては過去最多の感染者数で、一日の感染者数としては過去5番目に多くなりました。

保健所別の内訳は、和歌山市293人、岩出56人、新宮44人、田辺43人、海南41人、御坊39人、湯浅23人、県外が5人です。

県内の感染者の累計は亡くなった118人を含め4万9699人です。 

人口10万人当たりの感染者数は、県全体で369・ 5人で、前の日より28・3人増加し、150日ぶりに350人を超えています。

きょう(14日) 新たに県内で確認されたクラスターは7件で、和歌山市の中学校2校と海南保健所管内の中学校1校で屋内の運動部の生徒を中心としたクラスターが確認されています。新宮保健所管内ではこども園と高校でクラスターが確認されています。また橋本保健所管内の介護老人保健施設では、すでにクラスターが発生している別の施設の利用者がこの施設の短期間のサービスを利用して感染が広がったとみられるケースが発生しています。また、和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅では、職員からの感染で6人のクラスターとなっています。

県内のクラスターの累計は 467件になりました。

現在、県内で入院している人は281人で、自宅待機者などは2859人です。

県はきょう(14日)から病床数を10床増やし、521床にしています。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、高齢者施設での感染者が目立っているため、入所前の検査の徹底や、職員の感染予防を改めて要請しました。

きょうは新たに確認された30代の2人の感染者が酸素投与を受けていることから、BA5型の変異株ウイルスに感染しているかどうかについても確認することにしています。

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