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【高校野球】和歌山大会3日目 耐久、慶風、桐蔭 勝ち進む 

2022年07月14日 19時05分

スポーツ社会

和歌山市の紀三井寺公園野球場で開かれている第104回全国高校野球選手権和歌山大会はきょう(7/14)、大会3日目を迎え、耐久が勝って2回戦に進み、慶風と桐蔭がそれぞれ勝って3回戦に進出しました。

大会3日目第1試合、1回戦最後の試合となる高野山 対 耐久は、両先発投手による投げ合いから一転、中盤から終盤にかけて得点を重ねた耐久が、7対0・7回コールドで高野山を下し、2回戦進出を決めました。

耐久は山下、高野山は宮下の両投手による先発で始まったこの試合、序盤は投手戦となりましたが、両チーム無得点で迎えた5回、耐久は、相手のエラーをきっかけにした1・3塁のチャンスに、9番・石井秀佳(しゅうか)がスクイズを決めて1点を先制し、6回にも、5番・川合の大会第3号となる2ランホームランで3対0とリードを拡げました。

一方の高野山も、続く7回、3番・野村の内野安打、5番・宮下のライト前ヒットなどで、2アウトながらランナー1・2塁のチャンスを作りましたが、得点できませんでした。その裏、耐久は、4番・小早川の3点タイムリーツーベースなどで4点を挙げ、7対0・7回コールドで耐久が高野山にコールド勝ちし、2回戦に駒を進めました。

勝った耐久は、大会8日目第1試合で、和歌山北と対戦します。

大会3日目第2試合、慶風 対 田辺工業は、1点を争う接戦から終盤に得点しリードした慶風が、6対2で田辺工業に勝ち、3回戦進出を決めました。

田辺工業は破戸(はと)、慶風は森下の先発で始まったこの試合、慶風は田辺工業の先発、破戸の立ち上がりを攻め、1回、2回と1点ずつとって、慶風リードで迎えた3回、田辺工業は、相手のエラーなどで1アウト2塁・1塁のチャンスを作ると、3番・山本がタイムリーツーベースを放って、2対2の同点に追い付きました。しかし、続く4回、慶風は、1点を追加して3対2と再びリードし、終盤の7回、1アウト3塁の場面で、田辺工業の投手が、破戸から山本に代わると、慶風は、3点を追加してリードを拡げ、6対2で田辺工業を破り、3回戦進出を決めました。

勝った慶風は、大会8日目第2試合で、桐蔭と対戦します。

大会3日目の第3試合、那賀 対 桐蔭は、中盤6回のホームランで流れを作った桐蔭が、8対2で那賀を下し、3回戦に進みました。

那賀は林準斗(じゅんと)、桐蔭は高野(たかの)の先発で始まったこの試合、2回に那賀の8番・奥野がタイムリーを放ち、1対0と先制すると、桐蔭も3回、1番・西の犠牲フライで1点を返し、同点に追い付きました。そして、1対1の同点で迎えた5回、桐蔭は、2アウト2塁・1塁の勝ち越しのチャンスに、1番・西が2点タイムリーツーベースを放ち、3対1と勝ち越し、投げては桐蔭の先発、高野と5回から代わった寺田が、安定したピッチングを続けました。続く6回、那賀は2アウト3・1塁のチャンスを作り、桐蔭の先発、高野から代わった寺田のボークで1点を追加し、3対2と1点差に迫りましたが、その裏、桐蔭はランナーをおいて、4番・高野が大会第4号となるツーランホームランを放つなどして3点を追加、さらに7回にも連続タイムリーで2点を追加し、結局、8対2で那賀を下し、3回戦進出を決めました。

勝った桐蔭は、大会8日目第2試合で、慶風と対戦します。

和歌山放送では、あす(7/15)も午前8時55分から大会4日目の2回戦3試合の模様を実況生中継でお伝えします。

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