和歌山市にある一般財団法人雑賀技術研究所は、県宇宙教育研究所とともに中高生を対象にした宇宙やロケットなどについて学ぶセミナーを開講することになり、今月（７月）２２日まで受講希望者を募集しています。

雑賀技術研究所では、今年、串本町のスペースポート紀伊から民間ロケット「カイロス」が打ち上げられることを機会に、中高生に宇宙やロケット、人工衛星に関心を持ってもらおうとセミナーを開くことにしました。サイカ/宇宙・ロケット・人工衛星教室は来月（８月）２１日に開講し、来年（２０２３年）１月１５日までの間に３回、現地見学などを含めセミナーを開きます。初回は１泊２日で南紀熊野ジオパークセンターで宇宙論やロケットや人工衛星について学びます。今後串本町から民間ロケット　カイロスが打ち上げられる際には現地での見学会なども予定しています。

受講対象は中高校生で受講料は無料です。受講申込みは今月（７月）２２日までに雑賀技術研究所に申し込むことになっています。受講についての詳しいことについては雑賀技術研究所で問い合わせに応じているほか

ホームページにも詳細が掲載されています。雑賀技術研究所では１９６３年の以来工業技術や、創造性の教育に力を入れていて、１９８３年からは、コンピュータ教室「サイカ塾」を開講するなど公益事業に取り組んでいて、今回のセミナーもその一環です。