危険運転致死罪の男、裁判員裁判で懲役8年実刑判決

2022年07月12日 19時13分

事件・事故社会

和歌山市内で軽自動車を運転し、赤信号を無視して時速130キロで走行して衝突事故を起こし、相手の運転手の男性を死亡させたとして危険運転致死罪に問われた、紀美野町動木の無職、宮原裕人(みやはら ゆうと)被告24歳に対する裁判員裁判の判決公判が、きょう和歌山地方裁判所で開かれ、松井 修(まつい・しゅう)裁判長は、懲役10年の求刑に対し、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと宮原被告は、去年(2021年)11月15日の午前5時前、和歌山市吐前(はんざき)の県道を、時速130キロのスピードで赤信号を無視して軽自動車を運転し、交差点で当時55歳の男性が運転する軽四貨物自動車と衝突して男性を死亡させました。

きょうの判決で、松井裁判長は、「運転は危険で悪質。日頃から交通法規を軽視し、当日も交通違反を繰り返しながら運転したなどと指摘し」実刑判決を言い渡しました。

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