和歌山市交通安全母の会・結成40周年記念大会

2022年07月12日 19時13分

交通社会

和歌山市交通安全母の会連絡協議会の結成40周年を記念する大会が、きょう(12日)和歌山市の和歌山城ホールで開かれました。

40周年記念大会のもよう(7月12日・和歌山城ホール)

協議会は、県内での免許人口や車両保有台数が増加傾向にあった、いまから40年前の1982年に発足し「交通安全は家庭から」を合言葉に、地域や家庭での交通事故防止の啓発やパトロールなどに取り組んでいます。

交通事故犠牲者への黙とう

40周年を記念したきょうの大会には、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事、それに県警察本部の出納延計(すいどう・のぶかず)交通部長ら来賓と、協議会の北島益美(きたじま・ますみ)会長ら会員らが出席し、はじめに、交通事故の犠牲者に向けて全員で黙とうを捧げました。

式辞を述べる北島会長

続いて、北島会長が式辞を述べ「結成以来『交通安全は家庭から』を合い言葉に様々な啓発を行っているが、今後一層力を入れたい」と決意をあらたにしました。

あいさつする和歌山県警の出納交通部長

県警の出納交通部長は「去年(2021年)は千葉県で飲酒運転のトラックが子どもをはねたり、和歌山県でも自転車の子どもが巻き込まれるなど、死亡事故が相次いだ。横断歩道を手を上げて渡るとき運転者に有難うと伝える『サイン+(プラス)サンクス運動』を共に推進したい。大人は子どもの鑑(かがみ)。交通ルールを守らない心ない大人が子どもの規範意識を壊してしまわないよう、しっかりしなければならない」とあいさつしました。

このあと総会が開かれ、昨年度(2021年度)の活動報告や決算報告、新しい役員人事などがすべて承認され、今年度(2022年度)も北島会長の留任が決まりました。

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