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【新型コロナ】県内402人感染、病院クラスター警戒

2022年07月09日 18時20分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(9日)、新たに402人の新型コロナウイルスの感染と4件のクラスターを確認したと発表しました。

感染状況を説明する野尻技監(2022年7月9日・県庁記者会見室で)

県によりますと、新たに感染がわかったのは、乳児から90歳代までの男女402人で、保健所管内別では、和歌山市が199人、岩出が60人、御坊が37人、田辺が34人、橋本が21人、海南が18人、新宮が17人、湯浅が16人です。

前の日に比べて20人少なくなっていますが、前の週の同じ曜日に比べると213人多く、前の週の同じ曜日を上回るのは19日連続です。

また、田辺保健所管内の保育所で6人、田辺保健所管内の運動クラブで6人、和歌山市のこども園で6人、岩出保健所管内の病院で6人の感染を確認し、県は434例目から437例目の新たなクラスターに認定しました。

また、すでにクラスターとして認定されている8つの施設で、新たな感染者が確認され、このうち、新宮保健所管内の病院は、感染者が新たに5人増えて入院患者と職員あわせて70人のクラスターとなっています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「特に病院での感染が増えていて、おととい(7日)には、県内の医療機関に文書を出して注意を呼びかけている。

職員が持ち込んだとみられる事例が増えていて、今一度、職員には、リスクの高い行動を避け、軽微な症状でも早期の検査を行ってほしいし、病院側としても、1人でも感染者を確認した場合には、徹底的な調査で、さらなる感染を広めないための検査や対策をお願いしたい」と呼びかけました。

累計の感染者は亡くなった118人を含めて4万7110人で、入院中は167人、病床使用率は32・7%、宿泊施設や自宅で療養しているのは1606人です。

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