扇祭り前に、那智の滝しめ縄新しく

2022年07月09日 18時16分

歴史・文化

那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社できょう(9日)、那智の滝の上に架かる大しめ縄の張り替えが行われました。

大しめ縄を張り替えは、「那智の火祭り(なちのひまつり)」や「那智の扇祭り(なちのおうぎまつり)」として知られる今月(7月)14日の例大祭を前にした恒例行事です。

高さ133メートルの滝の落ち口で白装束に烏帽子(えぼし)姿の神職らが命綱を着け、長さおよそ26メートル、重さおよそ4キロのしめ縄を川の流れに足を取られないよう慎重に張り替えました。

滝の前で大たいまつの炎が乱舞する神事で知られる「那智の火祭り(なちのひまつり)」は、新型コロナウイルス禍で2020年と21年は一般の参拝客を入れずに実施し、通常は12本の大たいまつもなしや2本と制限しました。

今年は一般の参拝客を迎え、3年ぶりに12本の大たいまつが登場します。

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