【新型コロナ】422人あらたに感染確認

2022年07月08日 19時42分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(8日)あらたに、県内で乳児から90代までの男女422人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(7月8日・和歌山県庁)

きのう(6日)より108人増加、前の週の同じ曜日より234人増加しています。県内で1日の感染者が400人を越えるのは、ことし(2022年)2月23日以来、135日ぶりです。県内の累計の感染者数は、死亡した118人を含め、4万6708人となっています。

きょう確認された422人の保健所管内別の内訳は、和歌山市が213人、海南が18人、岩出が43人、橋本が12人、湯浅が20人、御坊が48人、田辺が40人、新宮が25人、県外が3人です。

直近1週間の人口10万人単位の感染者数は、県全体が200・6人で、きのうより25・3人増加、和歌山市は294・5人、岩出が208・4人、新宮は221人ちょうどなととなっています。現在入院中の人は141人で、自宅などで療養している人は1461人です。

また、きょう県内であらたに和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅と、那智勝浦町(なちかつうらちょう)勝浦の「スナック ヒマワリ」の2か所でクラスターが確認され、クラスターの累計は433例となっています。

県では、感染拡大防止のため、先月(6月)29日から今月(7月)4日までに「スナック ヒマワリ」に来店した人は、最寄りの保健所に速やかに連絡するよう求めています。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「BA・5の感染が広がりクラスターを形成しつつある。県民には集団での飲食などを控えるとともに、ワクチン2回接種では効果はほぼないと思って、追加接種をしてもらいたい」と訴えました。

また、野尻技監は「症状が出た際に抗原検査やPCR検査を受けた際に、実際には陽性なのに陰性の反応が出るすり抜けのケースもある」と指摘し、その場合の通勤・通学やスポーツなどへの参加はしないよう、併せて呼びかけました。

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