【新型コロナ】314人あらたに感染確認

2022年07月07日 16時44分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(7日)あらたに、県内で乳児から90代までの男女314人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。きのう(6日)より14人増加、前の週の同じ曜日より110人増加しています。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(7月7日・和歌山県庁)

1日の感染者が2日連続で300人を越えるのは、ことし(2022年)4月14日と15日以来、83日ぶりです。県内の累計の感染者数は、死亡した118人を含め、4万6286人となっています。

きょう確認された314人の保健所管内別の内訳は、和歌山市が176人、海南と御坊が13人、岩出が50人、橋本が11人、湯浅と田辺が16人、新宮が19人となっています。

直近1週間の人口10万人単位の感染者数は、県全体が175・3人で、きのうより11・9人増加、和歌山市は268・4人、岩出が189・8人、新宮は213人ちょうどなととなっています。

現在入院中の人は108人で、自宅などで療養している人は1394人です。

また、きょう県内であらたに和歌山市の病院2か所を含む6か所でクラスターが確認され、クラスターの累計は431例となっています。病院では入院患者や職員の感染が確認され、県外に出掛けた職員から感染したとみられます。

和歌山市の小学校1校や、田辺保健所管内の保育所1か所、御坊保健所管内の屋外運動クラブ1か所、それに和歌山市のサービス付き高齢者住宅1か所でもクラスターとなっています。

一方、県は直近の県内の感染者のうち、あらたに30代から50代までの女性3人が、変異株BA・5(ビーエーファイブ)の感染だったことを明らかにしました。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「残念ながらBA・5の感染力は大変強い。ワクチン2回接種では効果はほぼないと思って欲しい。感染はするかもしれないが重症化は防げるので、地域全体での感染を抑えるには、3回以上のワクチン接種を行って欲しい」と呼びかけました。

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