東京・羽田で和歌山県産梅クラフトビールの仕込み式

2022年07月06日 19時34分

イベント経済

和歌山県のきのくに信用金庫含め、全国の信用金庫が連携している「よい仕事おこしネットワーク」が、和歌山産の梅を使ったクラフトビールを醸造することになり、きのう(5日)東京・羽田のイノベーションシティで発表会を開きました。

梅クラフトビール発表会のもよう(7月5日・東京都大田区・羽田イノベーションシティ)

これは、よい仕事おこしネットワークが、コロナ禍で困っている全国各地の人や企業を応援するため、名産品を活かした新商品の開発や関連する地域をPRするプロジェクトの一環として行われるものです。

今回は、和歌山産の梅を使ったクラフトビールを、羽田イノベーションシティにある、株式会社大鵬(たいほう)の「HANEDA SKY BREWING(ハネダ・スカイ・ブルーイング)」で醸造することになったものです。原料は、海南市の中野BC株式会社が提供します。

仕込み式のもよう

きのう、羽田イノベーションシティの「よい仕事おこしプラザ」で仕込み式が開かれ、きのくに信用金庫の岩橋儀幸(いわはし・よしゆき)専務理事や、和歌山市出身で東京の城南信用金庫の川本恭治(かわもと・きょうじ)理事長、中野BC株式会社の取締役で梅酒杜氏(うめしゅとうじ)の山本佳昭(やまもと・よしあき)さん、それに、大鵬の植浦恵介(うえうら・けいすけ)社長らが、麦汁(ばくじゅう)づくりのはじめとなる醸造窯(じょうぞうがま)にモルトを入れる作業を行いました。

きのくに信用金庫の岩橋専務理事は「地域の経済、名産、文化を守り発展させていくのが信用金庫であり、地域経済を活性化させたい」とあいさつしました。

和歌山産の梅のクラフトビールは、来月(8月)23日に完成する予定で、1本330ミリリットル入りの瓶での販売や「HANEDA SKY BREWING」での提供販売が行われる事になっています。

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