大雨の影響で紀南を中心に被害

2022年07月05日 19時10分

災害・防災社会

台風4号の影響で和歌山県では、南部を中心に激しい雨が降り、県道ののり面が崩れるなど被害が出ました。

台風はきょう午前温帯低気圧になりましたが、和歌山県内では湿った空気が流れ込んだ影響で、5日午後3時までの24時間雨量が串本町潮岬で260ミリ、古座川町西川で225ミリなどの激しい雨が降りました。そして串本町の県道では土砂崩れが発生し一時道路をふさぎました。

また那智勝浦町や串本町では一時、警戒レベル3相当の高齢者等避難情報を発令し、避難を呼びかけました。

また土砂崩れのため片側交互通行になっている串本町串本の国道42号の一部区間は一時全面通行止めになりましたが、午後6時から片側交互通行に戻りました。このほか紀勢道の南紀田辺インターとすさみ南インター間で一時通行止めにましたが、午後6時現在、南紀田辺インターと日置川インターの間で通行止めが続いています。

JR紀勢線は、御坊駅と新宮駅間で始発から(5日)運転を取りやめていましたが、雨が小康状態になり紀伊田辺駅と御坊駅間で一部の運転を再開しました。また特急くろしおは運転を見合わせている区間があります。

大雨の影響で県内の幼稚園や小中学校、県立高校、特別支援学校では、臨時休校にしたり授業の打ち切りを行ったところがあります。

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