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危険運転致死罪の被告、起訴内容認める

2022年07月04日 18時56分

事件・事故社会

軽自動車で時速130キロで走行したうえ赤信号を無視して衝突事故を起こし、運転していた男性を死亡させたとして危険運転致死罪に問われた、紀美野町の被告に対する裁判員裁判の初公判がきょう(7/4)、和歌山地方裁判所で開かれ、被告の男は、起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、紀美野町の宮原裕人(みやはら・ゆうと)被告24才は、去年(2021年)11月15日の午前5時前、軽自動車を運転して和歌山市吐前の県道交差点を時速130キロのスピードで走行するなどして軽四自動車と衝突し、軽四自動車の55才の男性を死亡させました。きょうの初公判で、宮原被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「被告はかねてから遅刻を繰り返していて、この日も、出勤途中で、遅刻しそうになっていた」と指摘し「ドライブレコーダーの映像などから、事故を起こすまでに4度にわたって赤信号を無視して走り続け、制限速度50キロの道路を130キロで走行して被害者の車に衝突した」と述べました。

これに対し、弁護側は、「本人は、謝罪文を作成するなど反省している」などと述べ、情状酌量を訴えました。この裁判員裁判は、3回の審理で証拠調べなどを行い、今月(7月)12日に判決が言い渡されます。

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