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台風4号接近・和歌山県でも大雨・強風・波浪に注意

2022年07月04日 17時30分

災害・防災

台風4号が西日本の太平洋側を進んでくるため、和歌山県では、あす(5日)の夜のはじめ頃から強風域に入り、あさって(6日)の未明から明け方にかけて最も接近する見込みです。和歌山地方気象台は、紀伊半島の南東斜面を中心に断続的な雨を予想しているほか、強風や高波、竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、台風4号は、きょう(4日)午前9時には東シナ海にあって、北北東へ時速15キロの速さで進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、中心の東側220キロと、西側165キロでは、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風は、今後速度を上げながら東北東に進み、あす(5日)の午前9時には長崎市の北西およそ40キロに、あさって(6日)の午前9時には、浜松市の南およそ60キロに達すると予想され、あさっての未明から明け方にかけて、和歌山県に最も接近する見込みです。

県内では、南よりの風が強まり、あすの夜のはじめ頃から強風域に入る見込みで、予想される最大風速は、北部は陸上で12メートル、海上では15メートル、南部は陸上で12メートルから13メートル、海上では15メートルから18メートルに達する見込みです。

さらに、あさっての未明から明け方にかけて台風が最も接近し、予想される雨の量は、いずれも多いところで、北部で1時間に30ミリから40ミリ、南部は1時間に40ミリから50ミリに達し、あすの正午からの24時間では、北部は100ミリから200ミリ、南部は200ミリから300ミリに達する見込みです。

気象台によりますと、台風から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、紀伊半島の南東斜面を中心に断続的な雨が降り、とくに、きのう(3日)の大雨で、土壌に雨水が沢山染みこんでいる地域や、新宮・東牟婁(しんぐう・ひがしむろ)地域では土砂災害、浸水、河川の増水に注意が必要です。

雨雲が予想以上に発達した場合には、中紀・紀南を中心に大雨や洪水の警報が発表される可能性もあります。

また、台風が接近する前にも発達した雨雲が流れ込むおそれもあります。強風や高波、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

和歌山地方気象台では「気象庁のウェブサイトから、台風情報や、土砂災害・浸水・洪水の危険度分布を地図に表示する『キキクル』などから最新の情報を入手して、早めの対策や避難に役立てて欲しい」と話しています。

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