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【新型コロナ】感染者上昇つづく・仁坂知事「リスク高い行動控えて」

2022年07月04日 12時22分

政治福祉・医療

全国的に新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向で、和歌山県内でも13日連続で前の週を上回る状況がみられることから、県では、改めて、県外への外出時に感染リスクの高い行動を控えるよう、県民に呼びかけました。

定例記者会見での仁坂知事(7月4日・和歌山県庁)

県の新型コロナウイルス感染症対策本部によりますと、現在、県内での主流はオミクロン株の「BA.2」ですが、最近、県外からあらたな変異株「BA.5」が持ち込まれたと疑われる例が出ています。

さらに、症状があるのに通勤・通学をしているケースが度々見られたり、陽性者の中には、3回目のワクチン接種をしていない人もみられます。このため、県では、今後、BA.2よりも感染力の高いBA.5への置き換わりが進むことや、今月(7月)16日からの3連休や夏休みなど、県外との往来や人との接触が増える時期が間近に迫っていることから、より感染者が増えることを警戒しています。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(4日)の定例記者会見で、県民に改めて、県外への外出時にマスクや手洗い、消毒といった基本的な感染予防対策を徹底し、混雑した場所へ行くことなど、感染リスクの高い行動を出来るだけ控えるよう呼びかけたうえで「我々は過度な制限はしないし、感染したときは保健医療行政と医療機関が最小限で食い止めるよう、辛抱強く続けるしかない」と述べ、症状が出たときの早期受診と、出勤・登校を控えること、積極的なワクチン接種を求めました。

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