令和4年分路線価・海南・新宮・粉河で下落

2022年07月01日 18時32分

社会経済

相続税や贈与税の算定基準となる、ことし(2022年)の路線価が発表されました。和歌山県内7つの税務署管内の最高路線価は、和歌山・御坊(ごぼう)・田辺・湯浅は横ばいとなりましたが、海南(かいなん)・新宮(しんぐう)・粉河(こかわ)は下落しました。

路線価はことし1月1日現在の地価公示価格や、売買実績例、不動産鑑定士の鑑定評価額などを参考に国税庁が発表しています。

1平方メートルあたりの路線価は、和歌山税務署管内では、和歌山市友田町(ともだちょう)5丁目のJR和歌山駅前で、去年(2021年)と同じ36万円でした。

御坊税務署管内では、去年と同じく御坊市湯川町財部(ゆかわちょう・たから)で、路線価は去年と同じ5万3千円でした。田辺税務署管内では、去年と同じ田辺市新万(しんまん)で、路線価は去年と同じ9万4千円でした。湯浅税務署管内では、去年と同じ有田川町明王寺(ありだがわちょう・みょうじ)で、路線価は去年と同じ4万9千円でした。

一方、海南・新宮・粉河の各税務署管内では、いずれも去年より下落しました。

最も変動率が高かったのは、新宮税務署管内にある新宮市新宮の市道・丹鶴町中央通線(たんかくちょう・ちゅうおうどおりせん)で、去年より1・5パーセント、額にして1000円下落し、1平方メートルあたり6万4千円でした。

また近畿2府4県の平均は、大阪府と京都府以外は下落となり、大阪が0・1%、京都が0・2%の上昇、兵庫が0・2%、滋賀が0・8%、奈良が0・7%、そして和歌山が1・3%の下落となりました。

全国の路線価は、国税庁のウェブサイトで見ることができます。

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