日高町の保育所でノロウイルス・園児24人に下痢やおう吐
2022年06月30日 16時45分
和歌山県によりますと、日高町の保育所で、きのう(29日)までに、0歳から5歳までの園児24人に下痢やおう吐などの症状があらわれ、保健所が調べたところ、園児7人の便からノロウイルスが検出されました。園児24人は全員快方に向かっているということで、ノロウイルスの集団感染とみられます。
ノロウイルスは冬から春先にかけて流行する感染症ですが、1年を通じて発生し、ほとんどが経口感染です。
県では、感染予防対策として、トイレや手すり、ドアノブ、床などの消毒、石けんで丁寧に手洗いをすること、感染者の排泄物や吐しゃ物の適切な処理を徹底するよう呼びかけていて「おう吐や下痢、発熱などを伴う胃腸炎の症状があるときは、早めに医療機関を受診して欲しい」と話しています。