今年度の「第１回福祉・介護・保育の就職フェアわかやま」が来月（７月）２日、和歌山市の和歌山ビッグ愛・大ホールで開かれます。

これは、「福祉版ハローワーク」と呼ばれ、福祉・介護・保育の分野に特化した就職のあっせんを行っている和歌山県福祉人材センター「ハートワーク」が年に３回、主催しているものです。

今回の就職フェアに参加する施設の数は、１年前のフェアより大幅な増加となり、施設数は３２から４４に増え、採用予定人数は１９５人から３１４人に増加します。

「ハートワーク」の社会福祉士、田中諭（たなか・さとし）さんは、「福祉の仕事と言えば、介護、福祉、保育の他にも、看護師や栄養士と言ったいろんな職種があり、福祉の分野の求人倍率は、他の分野より高くなっています。ある意味、福祉の仕事は成長産業と言えるので、関心のある人は是非、相談してほしい」と呼びかけています。

就職フェアでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事業所側はオンラインで参加し、会場を訪れた、介護職を求める人たちが、会場のパソコンで事業者とやり取りして個別面談を行います。

また会場では、事業所を紹介する動画が上映されるほか、自分の見たい事業所の動画だけを見られるよう、タブレット端末も用意されています。

「ハートワーク」の中村実央（なかむら・みお）さんは、「会場には、介護・保育の現場の経験がある相談員４人がいるので、仕事の内容など、何でも相談できます。求人も増えているので、是非、ご参加ください」と呼びかけています。

また、来場者には、ハンカチやマスクケース、それにオンライン面談などで利用するヘッドセットがプレゼントされます。

今年度の「第１回福祉・介護・保育の就職フェアわかやま」は、来月、７月２日の午後１時から午後４時まで和歌山市手平の和歌山ビッグ愛・大ホールで開かれます。