ＪＲ和歌山駅とＵＳＪ　ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどを結ぶバスの直行便「和歌山特急ニュースター号」の運行が、来月（７月）１５日から再開されます。

この直行便は、ＪＲ和歌山駅からＵＳＪ、ＪＲ大阪駅、さらに兵庫県伊丹市の大阪国際空港を結ぶもので、クリスタル観光バスと大阪バスが２年前に共同運行でスタートさせましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、長く運休となっていました。

こうした中、ウィズコロナの機運の高まりを受けて直行バスの運行再開が決まり、ＪＲ和歌山駅と伊丹空港を結ぶ、一日４往復の直行バスが運行されます。

普通運賃は、大阪国際空港までが１５００円、ＵＳＪやＪＲ大阪駅までが１２００円で、２年前に設定された運賃より大幅に値下げされています。

また、バス会社では、９月３０日までを復活キャンペーン期間として、ＪＲ和歌山駅から大阪国際空港までの運賃を１２００円、ＵＳＪや大阪駅までの運賃を１０００円とします。

クリスタル観光バスの古市啓悟（ふるいち・けいご）社長は「直行便なので、乗車すれば、眠っていても、目的地に到着します。子どもたちにとっては、ＵＳＪに遊びに行きやすくなるし、女性にとっては、大阪市の百貨店などで買い物をする際、便利です」と話し、直行バスの利用を呼びかけています。