和歌山県はきょう（２１日）県内で乳児から９０歳までの男女７６人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。県内の感染者の累計は亡くなった１１８人を含め４万３６４８人です。保健所別の内訳は、和歌山市が３８人、岩出が１１人、橋本と新宮がそれぞれが８人、湯浅４人、田辺３人、海南と御坊がそれぞれ２人です。

現在入院している人は４７人で、自宅などでの療養者は３９１人です。

きょう（２１日）は県内でクラスターが５件確認され、和歌山市の病院内にある保育所では園児１３人と職員５人の１８人のクラスターとなっています。

また和歌山市では、通所型の障害者支援施設の利用者３人を含む６人のクラスターです。新宮保健所管内の小学校では、運動クラブの練習試合に参加した児童を含む９人の児童のクラスターが確認されています。

.湯浅保健所管内では２件確認され特別養護老人ホームでは職員からの感染で７人のクラスターとなっているほか、別の通所介護施設では利用者４人と職員２人の６人のクラスターとなっています。県内のクラスターの累計は４００件になりました。

きょうの感染者はきのうより２４人、先週の火曜日より１２人多くなっています。県福祉保健部の野尻孝子技監は、「第６波は減少傾向にありますが、気の緩みもあるのか感染が横ばいである」と指摘していて感染防止を呼びかけています。