今月（６月）２２日公示、来月（７月）１０日投開票の第２６回参議院議員選挙の選挙違反取締本部がきょう（６／１６）、和歌山県警察本部と県内１２の警察署に設置されました。

県警本部の庁舎にある捜査二課の入口には、きょう午前１０時、「選挙違反取締本部」と書かれた木製の看板が掲げられました。また県内１２の警察署にも、同じように看板が設置されました。

県警は選挙期間中、遠藤剛（えんどう・つよし）本部長をはじめとする本部の組織と、１２の警察署をあわせて１５００人余りの体制で取締りにあたります。

県警捜査二課の細尾晃男（ほそお・あきお）次席は、「不偏不党、厳正公正な立場を堅持して取り締まりにあたり、選挙の公正確保という責務を果たしたい」と話しました。

県警によりますと、３年前（２０１９年）の前回の参議院議員選挙では、文書の掲示などで、警告した事案が１１件あり、今回の選挙でも、すでにポスターの掲示に関して１件の警告を行っています。