衆院小選挙区、和歌山県は1区と中南部再編
2022年06月11日 18時21分
衆議院の小選挙区の定数「10増10減」に向けて新たな区割り案を議論している衆議院選挙区画定審議会は、小選挙区の定数が3から2に減少する和歌山県は2区を分割する方向で検討に入りました。
複数の総務省関係者が明らかにしたもので、和歌山県は2区を分割し、和歌山市中心の新1区と、中南部などそれ以外に再編する考えです。
和歌山選出の自民党議員には、3区が二階元幹事長、2区には石田元総務大臣がいます。
衆議院選挙区画定審議会は今月16日にも改定案を岸田総理大臣に勧告する予定です。
なお、10増10減は和歌山のほか、宮城、福島、新潟、滋賀、岡山、広島、山口、愛媛、長崎の各県でそれぞれ定数を1議席減らし、東京で5議席、神奈川で2議席、埼玉、千葉、愛知の各県でそれぞれ定数を1議席増やすものです。