田辺市生まれとされる平安時代の豪傑・武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)を讃える「弁慶まつり」の実行委員会は、祭の主役・弁慶と、弁慶の恋人・玉虫(たまむし)を演じる人を広く一般から募集しています。

弁慶まつりは、田辺商工会議所などによる実行委員会が、１９８７年から毎年行われている市民まつりで、３４回目となることし（２０２２年）は、新型コロナウイルスの影響で去年（２０２１年）おととし（２０２０年）と中止となってから、３年ぶりの開催となります。

実行委員会では、まつりの初日・９月３０日のよる、田辺市東陽(とうよう)の世界遺産・闘鶏神社(とうけいじんじゃ)の特設舞台で行われる「演劇・弁慶伝説」の出演者を広く一般から募集しています。

主役の弁慶役は、身長１７５センチ以上の高校を卒業した満１８歳以上の男性１人、弁慶の恋人・玉虫役は、満１８歳以上の女性１人で、演劇経験や自薦・他薦は問いません。

主役のほかにも、弁慶の子ども時代「鬼若(おにわか)」や、京の五条大橋で弁慶と決闘した源義経(みなもとのよしつね)、弁慶の父親・熊野別当湛増(くまのべっとう・たんぞう)、武者や山賊など、さまざまな年齢の男女を募集しています。あわせて、舞台を裏方でサポートするスタッフも募集しています。

詳しくは、弁慶まつりの実行委員会に問い合わせてください。電話番号は０７３９（２２）５０６４番です。応募の締め切りは来月（７月）１２日です。

なお、弁慶役には副賞として賞金１０万円、玉虫役には賞金５万円が贈呈されます。

第３４回弁慶まつりは、９月３０日と１０月１日、田辺市中心部で開かれます。