井澤弥惣兵衛の功績伝える演劇・6月19日開催

2022年06月08日 18時20分

イベント

紀州藩出身の八代将軍・徳川吉宗(とくがわ・よしむね)に仕え、小田井用水(おだいようすい)や見沼代用水(みぬまだいようすい)の整備に尽力した、海南市(かいなんし)出身の土木技師・井澤弥惣兵衛(いざわ・やそべえ)の功績を伝える演劇が、今月(6月)19日・日曜日、和歌山市の和歌山城ホールで上演されます。

これは、劇団紀州の主催、すわん江戸村や、演劇街道きのくにプロジェクト、野上八幡宮(のかみはちまんぐう)の協賛で開かれるものです。

井澤弥惣兵衛は、江戸時代の1654年、紀州・溝ノ口村(みぞのくちむら)、現在の海南市野上新(のかみしん)に生まれ、紀州藩の土木技師として、海南市の亀池(かめいけ)や、紀の川筋の小田井用水の整備に活躍しました。

晩年、その功績が吉宗に見いだされ、関東平野の利根川から、埼玉県や東京都足立区(あだちく)に見沼代用水を整備する偉業を成し遂げました。

演劇では、独自の土木技術「紀州流(きしゅうりゅう)」を編み出した弥惣兵衛の生涯をわかりやすく紹介し、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。

そのあと、歌謡舞踊ショーも行われ、三味線や太鼓、琴などの演奏と歌が披露されます。

劇団紀州などによる演劇と歌謡ショー「吉宗に仕えた土木の侍 井澤弥惣兵衛」は、今月19日・日曜日、和歌山城ホールの大ホールで開かれます。午後1時開場・午後2時開演です。チケットは全席指定でS席6500円、A席5千円、B席5500円、C席3千円です。

詳しくは、すわん江戸村に問い合わせて下さい。電話番号は073(482)5758番です。 

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