紀の川市で還付金詐欺被害 60代女性から50万円

2022年06月08日 17時23分

事件・事故社会

自治体の職員を名乗る男からの電話を受けた紀の川市内の60代の女性が、およそ50万円をだましとられたことがわかり、岩出警察署が還付金詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、きのう午前11時頃、紀の川市に住む60歳代の女性の自宅に、紀の川市の職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料を多く納めているので、3万6500円の返金があります」「あなたの口座に振り込む手続きをしてもらうので、通帳とキャッシュカードと携帯電話を持って最寄りのATMに行ってほしい。携帯電話に連絡するので、番号を教えてほしい」と言われ、携帯電話の番号を男に伝えました。

一旦電話を切った女性が、金融機関に併設されたATMに到着すると、金融機関の職員を騙る男から携帯電話に連絡があり、男の指示通りにATMを操作し、49万9365円を振り込んでしまったということです。

女性は、さらに男から別の金融機関へ行くよう指示され、電話をしながら操作しようとしていたところ、金融機関の職員に声をかけられ、現金を振り込んでしまっていることに気づいたということです。

和歌山県警では、特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル「ちょっと確認電話」を開設していて、「電子マネーを買って番号を送ってほしい」とか「保険料を還付します」などの電話がかかってきた場合には、すぐにフリーダイヤルに電話をするよう呼びかけています。

番号は、0120・508・878「これは わなや」です。

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