連合和歌山、役員改選 新体制へ
2022年06月06日 20時15分
連合和歌山はきょう(6/6)、臨時大会を開き、今年(2022年)4月に事務局長が亡くなったことに伴う役員改選を行い、新たな体制でスタートすることになりました。
連合和歌山は、去年11月、新しい会長や事務局長らを選び、2年間の任期に入りましたが、今年4月に長田吉文(ながた・よしふみ)事務局長が亡くなったため、後任の人事について検討を進めてきた結果、任期途中のため、それぞれの労働組合で、新たな人材を選びなおすための大会開催などが難しいことから、連合和歌山の役員の中から新たに人選しました。
そして、事務局長を経て去年11月から会長を務めていた電力総連傘下の関西電力労組・特別執行委員の濱地正由(はまじ・まさよし)さん53歳が再び事務局長を務めることになり、新しい会長には、基幹労連傘下で日本製鉄和歌山労組の組合長を務める山本龍一(やまもと・りゅういち)さん57歳が連合和歌山の会長代行から会長に就任することになりました。人事案は、きょうの臨時大会で承認されました。
新たに選出された山本会長は、大会で挨拶し、「前事務局長の死で窮地に立たされた連合和歌山を救うため、会長職を辞して事務局長に就任した濱地さんに敬意を表したい。和歌山労働界のステータスを上げるというこれまでの方針を継承し、執行部一丸となって連合運動に邁進していきたい」と述べました。
また、この夏の参議院選挙について、山本会長は、「連合が連携している立憲民主党や国民民主党が和歌山県選挙区で独自候補を擁立するのは厳しい状況だが、最後まで待ちたい。他の候補に対する支援の在り方は何も議論していない」と述べました。
また、12月に任期満了を迎える和歌山県知事選挙については、「現職知事の態度表明を待ってすみやかに判断したい」と話しました。