【新型コロナ】あらたに48人陽性・クラスター3件確認
2022年06月06日 18時59分
和歌山県は、きょう(6日)県内であらたに、幼児から80代までの男女48人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。
きのう(5日)より20人減少したほか、前の週の月曜日(5月30日)と同じ数となっています。人口10万人あたりの感染者数は、県全体が67・6人で、きのうと同じ数になっています。
きょう、あらたに3件のクラスターが確認され、県内のクラスターは387件となりました。このうち、岩出保健所管内と和歌山市内のいずれも小学校2か所では、それぞれ児童5人の感染が確認され、家族や市中感染からひろがったとみられます。いずれの小学校も学級閉鎖の措置が取られました。
また、湯浅保健所管内のデイサービス施設では、利用者と職員あわせて5人の感染が確認され、職員から広がったとみられています。今月(6月)1日からあす(7日)まで、デイサービスを休止しています。
県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「緩やかな減少傾向に変わりはないが、高齢者の感染が依然として続いている。発症から時間がたって受診するケースがたびたびみられることや、児童で発熱が続く状態もあるため、普段と異なる状態がみられたら、速やかに医療機関を受診して欲しい」と県民に呼びかけています。
きょう確認された48人の保健所別の内訳は、和歌山市が20人、橋本が8人、御坊が7人、岩出が6人、田辺が4人、湯浅が3人です。