防犯功労者・団体への表彰式
2022年06月02日 15時40分
和歌山県内で長年にわたって防犯ボランティア活動に功績のあった個人や団体への表彰式が、きょう(2日)和歌山市の県民文化会館で行われました。
これは、県・防犯協議会連合会が、県内の防犯ボランティア活動に功績のあった個人や団体を表彰しているものです。
今年度(2022年度)は、近畿防犯連絡協議会の防犯功労者に、かつらぎ町防犯自治会・大谷(おおたに)分会長の堀田治雄(ほった・はるお)さん90歳ら4人と、串本町(くしもとちょう)の小学校周辺で防犯ボランティアに取り組む「ゆうかりパトロール」の1団体が選ばれました。また、和歌山県防犯協議会連合会からは、橋本警察署少年補導員連絡会・監査の仲谷禎次(なかたに・さだつぐ)さん64歳ら16人と、和歌山市の「宮前(みやまえ)地区安全パトロール隊」など3団体が表彰されました。
県・防犯協議会連合会の田谷節朗(たや・せつろう)会長は「自分たちの街を自分たちで守るという気概を持ち、子どもの見守りや防犯パトロールにいそしむ皆さんの力が、私たちには必要です」と述べ、功績をたたえました。
また、来賓で県警察本部の遠藤剛(えんどう・つよし)本部長は「県内の刑法犯認知件数は減少傾向だが、子どもや女性が被害に遭う事件や、高齢者による万引き事件が深刻な状況で、安全で安心な和歌山の実現には、皆さんの協力が欠かせない」とあいさつしました。