【新型コロナ】1日感染50人割る・仁坂知事「市中感染続くので体調不良時は自制を」

2022年05月31日 16時51分

政治福祉・医療

和歌山県で、きのう(30日)新型コロナウイルスの1日の感染者数が、139日ぶりに50人を下回ったことについて、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「確かに減っているが、クリニックの休診が多い土日を勘案すると、きょう(31日)あたり再び増える可能性もある」と慎重な姿勢を示し、県民に改めて、市中感染への注意を呼びかけました。

定例記者会見での仁坂知事(5月31日・和歌山県庁)

県内の1日あたりの感染者数は、きのうが48人で、ことし(2022年)1月11日以来、139日ぶりに50人を下回りました。おととい(29日)は103人で、前の週の同じ曜日よりも83人減っています。一方で、依然として、高齢者施設や学校の部活動などを中心にクラスターが確認されています。

仁坂知事は、きょうの定例記者会見で、市中感染が続いている点を指摘し「一番リスクの高そうなことは、体調が悪いのに無理をして出勤や登校をしてしまい、感染を拡げることだ」と訴え、県民に改めて、体調不良がみられる場合は自制するよう強く求めました。

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