「環境月間」を前にきいちゃんが打ち水とエアコンフィルター清掃
2022年05月31日 16時52分
あす(6月1日)から始まる環境月間を前に、きょう(5月31日)和歌山県庁で、県のマスコットキャラクター・きいちゃんが、打ち水や、エアコンのフィルター清掃のデモンストレーションを行い、県民に省エネや環境保全を呼びかけました。
きいちゃんは、きょう午前、環境月間の白いはちまき姿で県庁正面玄関前に現れ、県・環境生活総務課の女性職員の合図で、ひしゃくを使って水をまきました。そして「打ち水をすると気持ちも涼しくなるワン。空調に頼らず、涼しく過ごすことができる環境に優しい取り組みです」と呼びかけました。
続いて、県庁の会議室に移動したきいちゃんは、今度は掃除機を使って、エアコンのフィルターに付いたホコリを吸い取り「余計な電力を使わなくて済むだけでなく、健康にも役立つ取り組みなので、ぜひ、県民の皆さんにもお願いしたいワン」とアピールしました。
県では、あすから始まる環境月間にあわせて、県内の小学校でキュウリなどの苗を植えて「グリーンカーテン」を作ったり、夏の間の空調温度を28度に設定することや「クールビズ」を実践するなど、省エネやCO2削減に取り組みます。
県・環境生活総務課の坂本行広(さかもと・ゆきひろ)課長補佐は「温室効果ガス削減のため、例えば、電化製品のスイッチをこまめに切ったり、エコ家電へ買い換えたりするなど、県民の皆さんには出来る範囲で協力して欲しい」と話しています。
またことし(2022年度)は、環境省が主導して、6月5日の「環境の日」の夜に、全国およそ250箇所で緑色のライトアップが行われ、県内では、和歌山ビッグホエールと白浜町のアドベンチャーワールドがライトアップされます。