【新型コロナ】県内の感染者48人、139日ぶり50人下回る

2022年05月30日 17時23分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(30日)県内で小学生から90代までの男女48人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。

県内で1日の感染者が50人を下回るのは、今年1月11日以来139日ぶりです。県内の感染者の累計は、亡くなった117人を含め4万2015人です。現在、入院している人は129人でホテルや自宅療養者は840人です。

保健所別の感染者は和歌山市が21人、橋本8人、岩出7人、田辺6人、海南、御坊、新宮がそれぞれ2人で、湯浅保健所では139日ぶりに1日の感染者が確認されませんでした。

きょう(30日)県内で確認されたクラスターは2件で岩出保健所管内の保育園で園児5人の感染によるクラスターが発生しているほか、和歌山市内の高校では、室内競技の運動部5人が感染したクラスターとなっています。県内のクラスターの累計は378件です。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、感染者は減少傾向にあるとみていますが、「介護や医療現場でのクラスターはいつ発生するかわからないので、現状では感染対策をゆるめる時期ではない」として引き続き感染予防対策に留意してほしいと呼びかけています。

県内の感染状況を発表する野尻技監(和歌山県庁で)

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